Dreamin'*Link! は、BanG Dream! プロジェクトを盛り上げることを目的として、2023年ころに設立された有志のファンサークルでした。
本当にいろいろありました。しかし事実上、短命でその活動を終えることとなりました。ここに至るまでの簡単な経緯や、私自身の個人的な思いを、ひとつの「記憶」として残しておきたいと思います。
始まりは、純粋な「好き」という引力でした。
「バンドリ!プロジェクトを盛り上げよう」
きっと同じ星を見上げていると思っていた仲間たち。少しずつ集まれば、大きな力となると思っていました。ですが、星々が常に同じ軌道を描き続けることができないように、理想と現実の間で、私たちの足並みは少しずつ、そして致命的に乱れていきました。
信頼とは、積み上げるには途方もない時間と努力を要しながら、崩れ去るのは一瞬です。時間は癒やしをもたらすはずが、私たちには残酷な風化をもたらしました。いつの日か振り返れば、「情熱」でさえ、本当にそこにあるのかどうか、わからなくなっていました。
そうして時間が静かに、けれど残酷に流れる中、私たちをとりまく環境は、さまざまにその形を変えていきました。今となっては、かつてここにあったはずの願いも、それぞれの心の中で色褪せ、あるいは異なる色を帯びてしまったのかもしれません。私たちはもう、私たちではなくなってしまいました。
しかしそれでも、この理不尽な幕引きによって、かつて同じ「願い」を共有し紡ごうとした輝きまでもが闇に葬り去られてしまうことを、私はよしとしません。
私は沈む船から、記憶という宝物だけを抱えて飛び出しました。過去に「願い」を共有した記憶を、私は失いたくありませんでした。「過去にあったはずの輝きを、懐かしむためではなく、未来を照らす灯火にしなくてはならない。」かつての鮮やかな「願い」の結晶は、私が責任をもって新しい場所へ保管しました。
ここはもう、空っぽの抜け殻しか残っていません。
もし、かつての残光を探してここを訪れた方がいるならば、どうか新しい場所へお越しください。そこにいつまでも変わらない「願い」と「記憶」を保管しています。
最後になりますが、代表補佐および各部門のリーダーを務めて頂いた、足の薬指勢氏、AREIRE氏、菜瑞奈──Nazuna──氏をはじめ、メンバー及びこれまで関わってくださったすべての方に、サークルを代表し心より感謝申し上げます。BanG Dream!プロジェクトの今後のさらなる振興を願いつつ、別れゆく場所への最後の挨拶の言葉といたします。
2025年12月10日
Dreamin'*Link! 代表補佐 兼 広報部リーダー うさみょん/myon2019